理解ある人に気持ちを聴いてもらっていますか?
患者さんにうつぶせになってもらい施術をはじめると、何とも言えない違和感が私のカラダに伝わってきます。
モヤモヤ、カーッと熱くなる、手がピリピリピリピリ、腰にズドーンとくる・・・・
瞬時に言葉ではあらわしにくい感覚
よく、背骨がずれているとか凝り固まっているのでしょうかと質問をいただきますが・・・
念が内側からあふれているのを感じてしまうんです。
温泉のような源泉垂れ流しなら嬉しい・・・・(苦笑)
セラピストさんなら毎日のように経験していることでしょう。
たった数秒でも施術室にはいってくる瞬間から感じるということは、患者さん本人だけでなく周りにも作用します。
本人も周りも何だか一緒にいるだけで辛くなるって経験ありませんか?
私は、日々その辛さと向き合っています。(あんた、変態か・・・)
この何とも言えない渦に巻き込まれてしまったことがありますが、今では対処ができています。
当時は、必死になってどこで学べるかを調べましたがみつかりませんでした。
苦し紛れに独学で体感して気づきを得て習得するのに5年かかりました。
今回伝えたいこととは少々ズレますが、心理学で有名なフロイトの精神分析にでてくる「転移と逆転移」というのもあります。(リンクをタップしてね)
大変な経験をしたことがあります。
気が付かなくてはまってしまいボロボロになりました。
この対処もあまり教わらないですよね・・・・・。
自分が壊れますし、患者さんにも迷惑。
産業カウンセラーの倫理綱領にも書かれていますが個別に相談するスーパービジョン、教育分析は大事。
必需品です。
脱線しましたが・・・
患者さんから伝わってくる違和感について
「プラス思考(前向き、楽観的)をしましょう」「マイナス思考(ネガティブ、悲観的)はいけない」ってよく聞きますけど、もっといけないのはその考えや気持ちをない(存在しない)事にしてしまうこと。
さらに付け加えると、ネガティブな気持ちを過小評価してしまう。
我慢や忍耐で上書きしようとすれば余計に苦しみます。
それが度を超すとカラダに症状となって突然あらわれてきます。
15年施術していて、ここ数年そういった念のようなものを抱えている人は瞬間的にわかります。
患者さんの背中から下肢にかけてでている場合が多いですね。
患者さんにうつぶせになってもらい足首を触れるとより伝わってきます。
※患者さんの責任は一切ありませんのでご安心ください。
ちなみに、肉体は疲れていてもスッキリしている人もいます。
大自然(土・木・石・動植物・水・山)に触れる環境にいる方はスッキリしています。
こうゆう方は、普通の一般的な施術でよくなります。
私は日々、そういった念を持っている方に対して感情を吐き出す時間をとります。
ただ毒を吐いても意味はないどころか、苦しみが増幅するので、カウンセリングベースでおこないます。
身体感覚もはずせません。
自分の中にある小さく押し込まれている声に耳を傾けましょう。
感じてみましょう。
ネガティブな気持ちを持つ自分をあまりいじめないでくださいね。
自分も他人もこんがらがってよくわからない方は、ご相談ください。
抑える、ないことにするのは、自分だけでなく他人まで苦しめることになります。
※一時的に現実逃避は大変有効です。