Q.悩みを話すと秘密を暴露されるんじゃないかと怖いです。
A.カウンセラーやキャリアコンサルタントは個人情報をもらしてはならない守秘義務が厳しく定められていますのでどうぞ安心してお悩みを聞かせてください。
心理学の世界では、個人が特定できないようにかなり厳しくしていることを僕自身も知って衝撃でした。
カウンセラーは利害関係のある家族や友人などのカウンセリングも多重関係となり禁止されています。
今まで安易にしていた部分も多くだいぶ反省しています。
また、患者さん自身も守秘義務は自分や友人を守ることにもつながるといった個人的な気づきをyoutubeでは語っています。
カウンセラーの研修でお話を聴いてもらう安心感を何度も体験してきました。
いわゆる、カウンセリング効果の一つカタルシス効果(浄化)。
ココロだけでなくカラダも軽くなるんです。
カウンセリングで安心感と安全感を感じられるのも守秘義務が徹底されているからこそ悩みを話せるわけです。
こちらの虹は、去年偶然に見ることができました。
屋上(2階は自宅)の景色です。
=============
カウンセリングの場では、日常生活から仕事、家族、学校、趣味・・・何でも打ち明けることができる関係を心がけています。
何か間違ったことを言ったら恥をかいてしまう、こんなこと言ったら怒られるんじゃないかな・・・不安や恐怖心もあるかと思います。
心の病などで不安定な状態の方と接している方はご存知かと思いますが、ものすごく言葉や態度に敏感。
もし、打ち明けたくないことがあれば無理に打ち明ける必要はありません。
言いたくないことは「すみません、話したくありません」とおっしゃっていただいてかまいません。
先生に何でも話さなくちゃいけないなんて思わないでくださいね。
聞いてもらいたい時はお話してくださいね。
カウンセリングや対人関係においては自分で自分の身を守るスキルも必要になってきます。
=============
カウンセリング(来談者中心療法)を学んだ時に素敵だなって思った詩があるので紹介しますね。
『私の話を聞いてください』
私の話を聞いてください、と頼むと
あなたは助言を始めます。
私はそんなことを望んではいないのです。
私の話を聞いてください、と頼むと
あなたはその理由について話し始めます。
申し訳ないとは思いつつ、
私は不愉快になってしまいます。
私の話を聞いてください、と頼むと
あなたは何とかして私の悩みを
解決しなければならないという気になります。
おかしなことに、それは私の気持ちに
反するのです。
祈ることに慰めを見いだす人がいるのは
そのためでしょうか。
神は無言だからです。
助言したり、調整しようとはしません。
神は聞くだけで悩みの解決は自分に
まかせてくれます。
だからあなたもどうか
私の話を聞いてください。
話をしたかったら、私が話し終えるまで
少しだけ待ってください。
そうすれば私は必ずあなたの話に耳を傾けます。
レオブスカリア著 『Loving Each Other』より