心と体のセラピーが受けられる秦野市の整体院 【かのうせいカイロプラクティッ ク】

かのうせいカイロプラクティック
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相手の気持ちを知る前に大切なこと

「先生、相手の気持ちをどう思っているか知りたいのですが・・・」という相談を受けます。

「じゃあ、相手のことをあなたはどう思っているの?」とたずねると
「私は相手に嫌われている」「相手に無視されている」と。

ここで、トレーシングペインセラピーでおなじみの足の反応を感じとります。

クライアントは仰向けかうつ伏せに寝てもらいます。

手順として足がそろっている、そろっていないをそれぞれを基準とします。
ここではそろっていることを前提にしています。
足だけでなく体全体の反応を感じ取ることに注目してください。
いろんなパターンがあります。
一度体験している人はわかると思うのでお試しくださいね。
(未体験の方はわけがわからないと思うのでまとめのみ読んでみて下さいね。)

1、クライアントの名前をフルネームで声に出して自己紹介してもらいます。

例)僕は、齊藤弘治です。

2、足に反応が生じます。何かしらの反応がみられなければ一致しているので特にここでは問題ありません。

3、反応が生じた方は自分が自分ではない状態なのです。

カラダは借物と言われているように、自分を見失って過去の誰かになっています。
傾向として、過去に起きた誰かの出来事や場面を想い続けている人にみられる反応です。
抑圧した状態や一方的な別れを遂げてしまった方に多いです。
過去の出来事と言えども、昨日のことのように感じていらっしゃいます。

4、ふと思い出す人や、よく頭に浮かんでいる人を詮索してもらい自己紹介してもらいます。

例)僕は、齊藤小百合です。

5、足の反応がそろう、そろわなければ次の人へと変えて自己紹介をする。

大切なのは、信じるか信じないかはわきにおいておいて純粋にその人になりきることが求められます。

6、齊藤小百合がそろったら、自分に起きている今のカラダの状態や悩みを語ります。

セラピストは、傾聴を基本に応答します。

7、抑圧してきた感情を全部吐きだし再度自己紹介をしてもらいます。

例)僕は、齊藤弘治です。

8、これで足の反応がみられなければ一致していますので、齊藤弘治にもどっています。

まとめ

相手の気持ちを知りたいと願う方は、無意識に相手になりきってしまっています。(自分の中で過去に作り出された思いこみの相手像)
自分と相手がごちゃ混ぜになってこんがらがっています。

自分を取り戻すワークをすると、相手の気持ちは気にならなくなります。

なぜなら、過去に止まっている未消化の問題が解決されるからです。

先ほどの、「私は相手に嫌われている」「相手に無視されている」というのは

実際には、私は相手に嫌われている⇒私は相手を嫌っている、相手に無視されている⇒私は相手を無視している

という気づきが起こります。

白黒ハッキリさせるのではなく、探求することに意味があります。

副産物として、頭がスッキリする、心が軽くなる、先ほどまでの痛みが消えることはよくあります。

相手の気持ちを知らなくても、相手がいなくとも問題が問題ではなくなります。
自分の内なる平和を取り戻せる、トレーシングペインセラピーをぜひお試しくださいね。

 

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