第２回日本公認心理師学会学術集会山口大会に参加しました。

原田誠一（原田メンタルクリニック）先生の複雑性PTSDの理解と支援は臨床に真摯に向き合っていらっしゃる姿が印象的であり、素晴らしい精神科医の先生だなって尊敬の念を感じました。

また、複雑性PTSDの理解と支援につなげるヒントをたくさん学ばせていただきましたのですぐに取り入れていきたいと思います。

複雑性PTSDとは・・・複雑性PTSDは、持続的な虐待やドメスティック・バイオレンスなどのトラウマ体験をきっかけとして発症し、PTSDの主要症状（フラッシュバックや悪夢、過剰な警戒心など）に加えて、感情の調整や対人関係に困難がある等の症状を伴います。こうした症状により日常生活や社会生活上に大きな支障をきたす精神疾患です。

大六一志（放送大学）先生の日本版WISC-Vの誕生　―知能発達のアセスメントはどう変わるか―は大変わかりやすい講義でした。

心理検査で原因と対処をみつけて適切な支援につなげられるように今後も学びを深めていきたいと思います。

他にも、多様性と協働　その先へ、こどもまんなか社会の実現のために公認心理師に期待されることの講演を視聴しました。

盛沢山でまだ視聴できていない講演がたくさんあるのでオンデマンド配信の視聴可能な講演も視聴していきたいと思います。

今年は学会以外にも研修続きで、自分の未熟さを痛感する時間となり、反省的実践の連続で身も心も消耗しました。

私の場合、苦手なこと辛いことから逃げると人生が良い方向にいくことはありませんでした。

しんどいけれど、真正面からぶつかって後退しながらも進んでいく方が自分の為にもなり、結果として患者さんの為にもなると教訓を得ています。（特に勉強&キャリアに関してです）

きついけれど向かい風に突き進んでいきたいと思います。

若い頃は年に１，２回ぐらいは、苦労も多く、何て不幸な人生と思うこともありました。

何度も失敗、挫折を経験して「これが私の運命だ」としっくり感じれるようになってだいぶ楽になりました。

みんなと同じ無難な方向に進もうとすると身体に異変がでて軌道修正を強制的にされるという・・・。

見えない何者かにコントロールされている・・・よく言えば導かれている・・・。