植村直己冒険賞の平出和也さんおめでとうございます！
友達のfacebookでこのニュースを目にしてとてもビックリというか興奮しました。
植村直己冒険賞に平出和也さん 未踏ルートを多数開拓
「挑戦の途上」植村直己冒険賞の横浜・平出和也さん
平出和也さんは競歩を教えてくれた東海大三高校の先輩です。
当時の僕は、全国高校駅伝で活躍したいが為に推薦で入学し家族から離れ寮生活を送っていました。
１年生の夏ぐらいから左足がマヒして感覚がない状態と左ひざ痛で練習についていけない日々を送っていました。
４００ｍのトラック３０週、３５週するのですが、すぐさまカラダが鉛のように重く感覚はマヒして数周でついていくことができませんでした。
カラダがうまく連動しないバラバラ状態、もうひどい。（走るカラダをちゃんと取り戻せたのはホント今年に入ってからです、２０年かかりました）
練習が終わって、足に触れるとふくらはぎがパンパンに膨れ上がり、触ってみても自分の足の感覚はありません。
足首は動かず地面に着地することすらできません。
足首が内反した状態で着地するたびに捻挫状態。
期待されて入部したものの、周りの先輩や仲間の足をひっぱる邪魔者のような選手でした。
もういい加減辞めたい・・・・
どん底で毎日を送っていた頃、競歩へ転向してはどうだという話がでました。
駅伝をやっているみんなからしたら、競歩へ転向することは負け犬というか長距離選手生命の終わりを意味していました。
が・・・僕にとってはやっと逃れられたという安堵そのものでした。
長距離メンバーで練習中、僕が周回遅れで走っている時に励ましの声をかけてくれていたのが平出和也先輩。
僕にとって、平出先輩は天使のような存在でした。
平出先輩、長岡先輩に競歩を教えてもらえるんだと思ったとき胸がわくわくしました。
長岡先輩は陸上に関してのデータは半端なく持っていて競歩はもちろんのこと作戦を教えてくれたりと、とても力になっていただきました。
ホント尊敬していました。
一方、長距離の先輩や仲間にも様々な面で良くしてもらっていますが申し訳ない気持ちばかりが先行していました。
今は空虚感ともがき苦しんだ時を味わえたのはカウンセラー、施術者としての強みになっています。
僕の個人的な昔話に花が咲きましたが、平出和也先輩のYouTubeを拝見して、昔と変わらない優しさと真摯な態度は変わらなく、とても嬉しく思いました。
平出先輩、植村直己冒険賞本当におめでとうございます！！
僕はトランスパーソナル学会に入会してトランスパーソナル心理学を学んでいますが、平出先輩はまさにトランスパーソナル（自己超越）に生きていらっしゃいます。
「人と競い合うのではなく、自分で切り開く活動がしたかった」平出先輩のお言葉に深く感銘しました。
今後の活躍、応援しています！！
《平出和也さん》長野県富士見町出身。
２００１年以降、中国やパキスタンなどの名峰に挑み、特に未踏ルートの開拓に力を尽くした。
カメラマンとしても、１３年に８０歳の世界最高齢でエベレストに登頂した冒険家三浦雄一郎さんに同行してその様子を撮影するなど、国内外の著名登山家を記録してきた。
下記に平出和也さんのホームページを紹介するのでぜひご覧になってくださいね。
