理屈っぽい斉藤少年
当時の私は、親に対して理屈っぽい少年でした。
そのたびに、母から「こうちゃんは、理屈っぽいね、ああいえば、こういう」と。
理屈や理論、答えが正しければ両親や先生に怒られる心配がなかったからなのかなと。（怒られたくなかったんだね）
当時を振り返れば、「うざい」「頑固」「つまらない」一面をもっていました。（今もある、ある）
カウンセリングに出会って、感情というものを大切にするようになりました。
それから、感情的な人の気持ちがわかるようになり、自分もどんな人間なのかがわかってきました。
理論武装は、誰かにたたかれる恐怖から実を守る知恵だったのかな。（なんだ弱い人間じゃん、そうだよ、そうなんだよ）
誰かとは社会や世間。（あなたが勝手に作り出した妄想の社会や世間ね、あなたの想像力は恐ろしい）
つまりは、常識的なところが薄く、変わり者だということ。（そうゆうこと、常識なかったね、いい意味でとらえればカウンセリングの仕事あっているんだね）
テレビ番組のアウトデラックス大好きです。（そうそう、よく笑ってみている）
１９歳でカイロプラクティックに出会って、２２歳で独立開業。
世間や社会に認められたくて頑張ってきました。（家族や大切な人に認められたのは嬉しかったね。）
高校の部活は、父に活躍をみせたくて、母に元気を出してもらいたくて頑張ってきました。（あなたは無理するたびに健康を心配されてたよ）
やりたくてやり続けた仕事・・・・
陸上はやりたくてはじめたけど、奴隷のような練習や寮生活・・・・
ガタがきました。
なぜなら、自分は認められていない、活躍できない、何もできない自分はダメなんだと自分を決めつけていたから。
やっているときは夢中にはなるけど一人になった時は何か焦燥感を感じるんです。
その頃は、しょっちゅう身体中が痛かったのを覚えています。（カイロで完璧な調整をしてもらってもぶり返す感じ、今は痛みのない生活が増えました）
焦燥感を感じるのが嫌で、朝から晩まで働いて仕事人間になっていました。（お金はたまっていくのにむなしい人生、しまいには人にお金くばっていたね）
その偏りに無理がたたって、不幸がおこるんですよね。
なるべくしてなったんです・・・・（当時は何で？という感じ）
自己犠牲の精神でしたから、最終的には自己犠牲があだとなって危うくば人の家族まで壊れかけてしまうなんて・・・・
（人の為とかいって、自分が満たされていないのに人を満たすなんて本当の意味でできないことに気づきました。今は、自分が満たされてもできないんだよってそこまで気づきがおきています。人は変えられないのです。）
それから自暴自棄になりかけた頃、今の妻に出会いました。
妻は、ダメな自分、できない自分を支えてくれました。
私は、弱い自分もだすことができました。（ここでバランスがとれてきます。）
この十数年を振り返り気が付いたことは、私は人の期待に応えることでは自分は満たされないということ。
すべてではありませんが、自分の弱さや批判を避けるために勉強していたこと。
今の私は「批判を受けよう！」「できない自分をもっとだそう！」ということを許可しました。
患者さんも、言いたいこと遠慮せず私にどんどん言ってくださいね。（期待には応えられませんけど、聴くことはできます）
弱みを避けるために頑張るのではなく、弱みをだしていくことに頑張る！
この弱さは、誰かの力になるって思ったんです。（少なくても、患者さんの弱みは私の力になっています）
弱みは変えるんじゃないんですね。
弱みは認め、ちゃんと受け止める、そしてだす。（自分にとっての弱みは相手にとっては弱味にうつるとは限らない）
劣等感やコンプレックスですね。
逆に強みはもっと強く、力強くだす。（何かあったっけ！？ポカ～ン）
もっと、傷つこう！嫌われよう！失おう！誹謗中傷を歓迎しよう！（どんなに言われても、自分の価値は変わらないんだもん、大丈夫）
当時の振り返りを書いてみましたが、何といってもその時々に最適なことがもたらされるということ。
不幸だということも、俯瞰すれば私たちを成長させてくれるギフトなんだと思えてきます。（すぐではなく、後からわかるんですけどね）
そして、私は今でも理屈っぽい少年であるということに今、気づきました。
おしまい（笑）
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私の辛い時に支えになった曲の一つをご紹介させていただきます。
大黒摩季さんの「あぁ」
