産業カウンセラー養成講座受講生募集のお知らせ
私は、2012年に産業カウンセラー養成講座(厚木教室)を受講しました。
受講する前までは、人の話を聴くということは正直できていませんでした。
相槌が苦手で、共感というより、同情、同感みたいな受け応えしかできていませんでした。
人を分析して頭で理解しようとばかりしていたり・・・
人の心を安易にほじくりまわしてしまうこともありました・・・
価値観が変わらなければあなたはいい方向へ向かわないと偏った考えもどこか根づいていました・・・・
良心でやった行動や言葉が患者さんを深く傷つけていたこともあったでしょう・・・
逆に未解決で同じような気持ちの方には、自分まで心身共に巻き込まれてしまい疲弊してついにはパニック障害も経験しました。
これはしんどかったです。
死の瀬戸際をさまようまでいきました。
今となってわかるのですが、これは自分ではない何かに引き込まれていく感じです。
人間の心というものにものすごく恐怖を感じました。
こういう時は自己をみつめるのをやめて、蓋をする、相手がいれば距離をとる、心と身体を切断するようなことがコツになります。
現実逃避することもありですよ。
いくら原因がわかっていても触れてはダメなひともいます。
向き合えば向き合うほど悪い方向にいってしまう・・・・なんてことも。
自我が確立し、心がしっかりと保たれているときには、深い部分をカウンセラーと見つめていくことは変容につながるので良いことですけどね・・・。
あっ、話がずれました。
すみません、ただ、皆さんも悩みを話す(聴く)ことはあると思いますが、自分で自分の身はしっかり守って下さいね。
いくら信頼しているから、期待しているから、根本原因が大事だからと言って、何が何でも話さなくても(聴かなくても)いいことはあります。
養成講座を受講して私自身大きく変わったのが、自分を見失わずに人の苦しみや悲しみ、寂しさ、孤独、怒りに寄り添える人間になれるようになってきたことです。
ネガティブな感情にどっぷりつかれるし、どん底に一緒にいれる、そんな自分になりつつあることにもビックリしています。
クライエントと沈黙の時間をあじわえるようにもなってきています。
クライエントを尊重していくこともできてきています。
これをご覧になっているあなたも、養成講座をきっかけにカウンセリングを学んでいきませんか?
あくまでも受講することはゴールではなくスタートだと思って下さいね。
カウンセリングの基本が徹底的に学べるのでおすすめですよ。